
シンガポールのナショナルサービスで
成長するシンガポール男児を描いた映画「Ah Boys to Men」の第一作目がNetflixにやってきました。
シンガポールカラー満載で、予想以上に面白い映画でしたので記事にしてみます。
舞台はシンガポールのナショナルサービス
Ah Boys to Menの舞台はシンガポールのナショナルサービスです。
お金持ちの家で育ったKenがナショナルサービス入隊への不満を漏らすところからストーリーが始まっていきます。
本来ナショナルサービスではなく恋人と一緒に海外留学がしたかってKenは頑なにナショナルサービスに対し不満を持ち、途中脱退をして家に帰れる方法を模索します。
そんなKenの後ろ向きなKenの考え方が災いを呼び、恋人を失い更には父親の交通事故に繋がってしまいます。
自分の身勝手な行為で周りを巻き込んでしまったKenは心を入れ替えてナショナルサービスのトレーニングを再開するところで第一部は終わります。
実際に基づいた話も盛り込まれている
Ah Boys to Menはコメディ風に作成されていますが、作品の中には実際にシンガポールで炎上した実話が再現されたりもしています。(ナショナルサービスに参加している子がメイドに鞄を担がせている描写等)
シンガポールのローカルを楽しめる映画
シンガポールが舞台の映画だけあってシンガポール感満載な映画(シンガポール版のウォーター・ボーイズのような感覚)になっています。シングリッシュやシンガポーリアンジョークのオンパレードとなっています。
また、エンタメがあまり栄えてないシンガポールだからこその映画のクオリティなんかも楽しむポイントです。
ノート
Ah Boys to Menは、シンガポールで初の分作且つ東南アジアで初めてDolby Atmosシステムを使った映画だそうです。
まとめ
ナショナルサービスが舞台ではありますが、コメディ風でとてもバランスの良い映画になっています。(面白いだけあって第5部作目まで出ています。)
エキストラも様々なところから呼ばれているようで、自分の知人が登場した時には少し驚きました。本当にシンガポールはスモールワールドです。
今はNetflixで視聴できますので、シンガポール在住の方は是非一度ご覧になってみて下さい。