
シンガポールで電子書籍リーダーを活用する上で絶対に押さえておきたいのが「NLB(シンガポール国立図書館)との連携」です。
NLBが管理する膨大な書籍へのアクセスが可能になる仕組みですので、特に本が好きな方は是非知っておいて下さい。
このページでは、KoboとNLBの連携方法や実際の利用の流れについて解説します。
コンテンツ
まず初めに
本ページのコンテンツを読む前に、以下の点を押さえておいて下さい。
NLBとの連携が可能なのは「Kobo」となります。また、Koboの中でもKobo Clara、Kobo Libra、Kobo Sageなど「OverDrive連携」に対応しているモデルが対象となります。
NLBとの連携にあたって、NLBの「MyLibrary」アカウントを開設する必要があります。
KindleはNLB連携に対応していませんので、特にこれから購入される方はご注意下さい。
KoboとNLBの連携方法と流れ
ここからは、KoboとNLBの連携方法について解説していきます。 まず、以下が全体の流れです。
- NLBの「MyLibrary」アカウントの開設
- Libbyのインストールとログイン
- KoboとLibbyの連携
なお、本記事の情報は「Kobo Clara」で実際に試した流れをベースに解説をしています。
NLBアカウントの開設
NLB(シンガポール国立図書館)のアカウントを開設します。NLBアカウントは、NLB公式サイトからオンラインで開設できるほか、図書館の窓口でも手続きが可能です。
実際の流れに関しては「NLBアカウント開設の流れ」を参考にして下さい。
※シンガポール人もしくは永住権所持者以外の方は、NLB利用に会員料が発生します。
ちょっと豆知識
NLBアカウントの開設と併せて「NLB Mobile」というNLB公式アプリをインストールしておくのがお勧めです。
NLB公式アプリを持っていると、スマホがそのまま図書カード(eCard)になったり、本の閲覧・貸出・延長がスマホ一台でできるようになってとても便利です。
Libbyへのログイン
NLBのアカウント開設が完了したら、次は「Libby(電子書籍・オーディオブックの貸出プラットフォーム)」へのログインを行います。
Libbyは、ブラウザとモバイルアプリの両方で利用が可能になっています。このLibbyにNLBアカウントを使ってログインすると、電子書籍の借り出しが可能になります。
なお、Libbyへのログイン時に最寄りの図書館の情報を求められますが、これによってアクセスできる電子書籍の数に影響が出る事はありません。
KoboとLibbyの連携
最後にKobo側からLibbyへのアクセスをします。

① Kobo画面右下のメニューから「Settings」を選択。

② Settings内にある「OverDrive」を選択。

③ OverDriveメニュー内にある「Get Started」を選択。

④ OverDriveトップ画面から「Add Library」を選択。

⑤ Find a public libraryでは、最寄りの図書館を選択。

⑥ QRコード経由でNLBへアクセス。

⑦ NLBアカウントを使ってサインイン。(これで連携完了)

⑧ OverDriveトップ画面から「Browse」を選択。(ここからNLB書籍の閲覧ができます。)
上記の連携以降は、LibbyとKobo (OverDrive)の両方からNLB書籍の借り出しが可能になります。また、NLB経由で借りた書籍は、楽天Kobo経由で購入した本と同様にKoboの書籍一覧に追加されます。
OverDriveとは?
OverDriveとは、図書館の電子書籍やオーディオブックを貸し出すための電子図書館サービスです。NLBの電子書籍貸出もこのOverDriveの仕組みを利用して提供されています。
KoboにはOverDrive機能が標準搭載されているため、Libbyと連携することでNLBから借りた電子書籍を直接Kobo上で読むことができます。
H2: KoboとNLBの連携で覚えておきたいポイント
KoboとNLBを連携する上で、覚えておきたい注意点を以下にまとめました。
楽天アカウントとは別管理
Koboは楽天が提供する電子書籍サービスですが、NLB電子書籍の貸出はLibby(OverDrive)を通じて利用します。そのため、NLBの電子書籍を利用するために楽天ストアで書籍を購入したり、楽天のサービスを利用したりする必要はありません。
Kobo端末とNLBアカウントがあれば、Libby(OverDrive)との連携を行うことでNLBの電子書籍を利用できます。
書籍の借り出しには制限がある
NLBからの書籍ダウンロードにも、通常の貸し出しと同じように「順番待ち」や「貸し出し期間(21日間)」が発生します。そのため、何でも好きな本を自由に借りられるわけではありません。
返却は自動
貸出期間(通常21日間)が過ぎると自動的に返却されるため、延滞金の心配はありません。読み終わったらLibbyアプリやKobo上から手動で「早期返却」することも可能です。
LibbyとKoboで違いが出る場合がある
NLBで借りられる電子書籍の中には、Libbyでは読めるもののKobo上では表示されない書籍もあります。
これは、NLB側とKobo側で認識している書籍情報に違いがある場合などに発生します。そのため、Libbyで借りた電子書籍が必ずしもKoboへ同期されるわけではありません。
Kobo上で表示されない場合は、Libbyアプリやブラウザ版Libbyから閲覧することができます。
最後に
KoboとNLBを連携すると、シンガポール国内で利用できる膨大な電子書籍をKobo上から手軽に楽しめるようになります。
また、NLBではシンガポールに関する書籍も数多く取り扱っていますので、在星中にシンガポールについて深く知りたい方にもおすすめです。
Koboを持っている方は、ぜひ一度NLBとの連携を試してみて下さい。