
サイエンスセンター・シンガポール(Science Centre Singapore)とは?
サイエンスセンター・シンガポール(Science Centre Singapore)は、1977年に設立された体験型の科学教育施設です。センター内には科学に関する展示物や体験型アトラクションが数多く設置されていて、視覚・聴覚・触覚を通じて科学の仕組みを楽しく学べる施設になっています。
このサイエンスセンターは、年間100万人以上が来場する人気の施設で、教育とエンターテインメントが融合した「エデュテインメント」の場として知られています。
利用料金と営業時間
サイエンスセンターの入場料は、常設展示とオムニ・シアター、キッズSTOPなどの施設によって異なります。一般的な
料金の一例は以下の通りです(2025年現在):
サイエンスセンター(常設展示) | 大人:S$12 / 子ども(3〜12歳):S$8 |
オムニ・シアター(1作品) | S$14 |
KidsSTOP(90分枠) | S$5〜10(要事前予約) |
営業時間は以下の通りです:
- 火〜日曜日:10:00~17:00
- 月曜定休(※一部の祝日は開館)
特定の展示や体験施設は別料金・予約制となるため、公式サイトでの事前確認がおすすめです。
アクセス
最寄り駅はMRT「Jurong East駅(East West LineとNorth South Line)」で、駅からは徒歩で約10分の距離となっています。敷地内には駐車場も完備されており、車での訪問も可能です。
サイエンスセンター・シンガポールでは何ができる?
サイエンスセンターでは、50以上のインタラクティブな展示物を通して、人体・宇宙・気象・光・音・エネルギーなど、テーマ別に科学を学べるようになっています。また、館内にあるドーム型スクリーン「オムニ・シアター」では、科学や自然をテーマにした臨場感あふれる映画も上映されています。
さらに、定期的に開催される科学ショーや実験教室、子ども向けのワークショップ、科学フェスティバルなども人気を集めている他、施設内には「KidsSTOP」と呼ばれる就学前児童向けの体験ゾーンもあり、未就学児でも安全に科学に触れる事ができるようにもなっています。
サイエンスセンター・シンガポールの歴史
サイエンスセンターは1977年に旧ジュロン・タウンホールの近くに開館し、シンガポール政府の科学教育政策の一環として設立されました。教育省の管轄下に置かれたこの施設は、国内外の科学教育の向上を目指し、時代に応じた新しい技術やテーマを導入し続けています。
近年では、リノベーションや展示物のアップデートも積極的に進められていて、2027年には新設の建物へ移転が予定されています。
サイエンスセンター・シンガポールの周辺のエリア
サイエンスセンター周辺には、国立庭園に指定されている「ジュロン・レイク・ガーデンズ」や大型ショッピングモールの「JEM」や「Westgate」「IMM」があります。
どれもファミリー向けに人気のあるエリアなので、特にお子様がいる方は是非足を運んでみて下さい。