
「Kaypoh」とは?
「Kaypoh(ケイポー)」は、シンガポールで「おせっかい」や「やたらと他人のことに首を突っ込む人」を指すシングリッシュワードです。語源は福建語(Hokkien)で、もともとは「騒がしい」や「必要以上に干渉する」という意味がありました。
シンガポールでは「あの人ほんとkaypohだね〜」みたいに使われ、「他人のプライベートを根掘り葉掘り聞きたがる人」や「詮索好きな人」を指すときに軽い冗談まじりで使われます。
Kaypohを使った例文
例1:オフィスでのやりとり
- Colleague A: “What are you all talking about? Office gossip ah?”
- Colleague B: “Aiyo, don’t be so kaypoh lah!”
例2:友達同士で
- Friend A: “Eh, who is she texting ah?”
- Friend B: “Wah, you are very kaypoh leh!”
例3:家族内での会話
- Mum: “Why are you checking your sister’s diary?”
- Child: “Just want to know lah.”
- Mum: “Don’t be kaypoh, that is not your business!”
どんなシーンで使われる?
「Kaypoh」は、誰かが他人のことに必要以上に興味を持ったときに使われるフレーズです。たとえば、恋愛事情をしつこく聞きたがる友達や、近所の噂話ばかりしたがる親戚などに対して、軽くたしなめる意味で「Don’t be so kaypoh lah!」と言ったりします。
基本的には冗談半分の言い方なので、強い非難というより「そんなに気にしなくていいでしょ〜」と笑いながら使うのがポイントです。シンガポール人同士の親しい距離感や、会話のノリを表す言葉としてよく登場するシングリッシュワードです。