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知っておきたいジカ熱について

シンガポールに来られる方は「ジカ熱」とい病気を耳にする事があると思います。ジカ熱は温暖な気候を持つ国で発生しやすい感染症でシンガポールでも度々確認がされています。

本記事では政府の情報をもとにジカ熱についてわかりやすくまとめてみました。


ジカ熱についてのおさらい

ジカ熱はジカウイルス感染症と呼ばれ、蚊を通して広がるとされている感染症です。中南米他、アフリカ、アジア、オセアニアの計数十カ国で感染が報告されており、シンガポールでも2016年に初めて国内感染が報告されています。

ジカ熱の原因(感染経路)

ジカウイルスを持ったネッタイシマカやヒトスジシマカに刺されることで感染します。ま(感染した方を刺した蚊が他の人を刺すことで感染が広がっていきます。)

また、人から人への感染では、妊婦さんから胎児、輸血、性行為による感染が確認されています。

ジカ熱の症状

ジカ熱の症状は感染後2~7日で、約2割の人に発症すると言われています。(潜伏期間は2~12日)

発症すると発熱、発疹、結膜炎、関節痛、筋肉痛、倦怠感、頭痛などの症状が現れます。

比較的軽い場合や自覚症状無い場合が多いですが、胎児が感染した場合には小頭症などの先天性障害を起こす可能性があるため注意が必要です。

ジカ熱に掛かってしまったら?

まずは医療機関で検査を受ける

ジカ熱に感染した可能性が出たら、すぐに現地の医療機関で検査を受けましょう。そこで陽性が出た場合は対症療法が取られます。
判断の目安としては、滞在先でのジカ熱の流行度や症状が出る前に蚊に刺されていたかです。
(特に妊娠中の女性で、関連症状のある方は、直ぐに産婦人科を受診しましょう。)

シンガポールでの診断について

シンガポールでは、妊婦さん又はパートナーの方に関連症状が出た際に無理で医師の診察を受けることができます。(妊婦さんのみ)

ジカ熱の治療方法

現在、ジカウイルス感染症には有効やワクチンや特異的な治療法はなく、対症療法が行われます。対症療法としては、痛みや発熱に対しては解熱鎮痛剤の投与、脱水症状が強い場合は輸液などです。

ジカ熱に対する予防策

特定の治療法が無いジカ熱は感染前の予防が大切です。下記は、ジカ熱を防ぐ為に推奨されている予防策です。

  • ジカ熱の流行国への渡航は控える。(特に妊婦さん)
  • ジカ熱の流行国から帰国後2週間は性行為を避ける

既に流行国にいる場合は、蚊に刺される事を事前に防ぐ予防策が取られます。

  • 肌の露出を少なくする。
  • 虫除けスプレーや虫除けパッチを使う
  • 室内では電気蚊取り器、蚊取り線香や殺虫剤、蚊帳(かや)等を効果
  • 的に使用する。
  • 蚊が繁殖する水が溜まるような場所をつくらない。
  • 日常生活では住居に蚊が入って来ないように気をつけましょう。
  • 性行為を控えるもしくはコンドームの着用をする

シンガポールは国レベルで蚊の繁殖対策をしている

シンガポールでは、一年中高温多湿なため、NHA(National Health Agency:国立衛生庁)が蚊の発生数を常に管理し、ジカ熱やデング熱の大流行を食い止めています。

また、これに加えてシンガポールでは蚊の繁殖を促すような行為を行った場合には罰金対象となる事もあります。

日本帰国時及び帰国後の対応

帰国時に空港の検疫所でご相談ください。また、帰国後に心配なことがある場合は、最寄りの保健所等にご相談ください。発熱などの症状がある場合には、医療機関を受診してください。

参考文献

  • シンガポール厚生省(MOH)www.moh.gov.sg
    シンガポール
  • 環境庁(NEA)www.nea.gov.sg
  • 厚生労働省(日本)検疫所 www.forth.go.jp
  • ジカ熱(厚生労働省)ジカウイルス感染症に関するQ&A

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