カヤトースト(英:Kaya Toast)は、カヤジャムとバターをトーストで挟んだパン料理で、シンガポールでは「ソウルフード」や「B級グルメ」と呼ばれています。

日本では馴染みのない料理ですが、日本人の味覚にも合う事からシンガポールの観光ガイドブックに頻繁に登場したり、カヤトーストの有名店Ya Kunが東京に出店したりと少しづつ浸透し始めています。

カヤトーストで最も重要なのは、トーストの間に挟まれる「カヤジャム」です。シンガポールでは自家製のカヤジャムを作っているお店も多く、美味しいカヤトースト選びのポイントとなっています。

カヤトーストって何処で食べれるの?

カヤトーストは、シンガポール国内のほぼ全ての地域で食べる事ができます。主に地元のカフェで販売されていて、「コピ(地元のコーヒー)」と一緒に食べられることが多いです。

特にカヤトーストで有名なのが「Ya Kun」と呼ばれるカフェです。Ya Kunのカヤトーストは、カリカリに香ばしく仕上がったトーストが特徴的で、このカリカリスタイルは地元の方の間ではYa Kunスタイルと呼ばれています。

Ya Kunではカヤトーストに使うカヤジャムの店頭販売も行っています。このYa Kunのカヤジャムの人気が高く、シンガポールのお土産として購入して帰る方が多いです。