海外留学に参加する方が持つ目的の中に「海外就職」があります。本記事では、海外就職を目指す留学生向けに「海外留学の経験が海外就職に役立つのか」について解説していきます。
海外留学って海外就職に役立つの?
そもそも海外留学への参加は、海外就職をするにあたってのアドバンテージになるのでしょうか?
オッケーラ留学の答えは「はい」です。
オッケーラ留学でも多くの日本人がシンガポールを含む東南アジアで就職するのを見てきましたが、海外留学経験者は非経験者に比べて就職まで辿り着く確率が高くなると感じています。
ただ「海外留学を行ったから海外就職ができる」という訳ではなく、海外留学という環境を活かして一定の能力を身につけた方が海外就職を実現しているといった状況です。
海外留学を海外就職に活かすには?
海外就職を行うのに必要な能力の中で、海外留学を通して向上をはかれるのは①語学力、②海外での対応力、③現地でのコネクションの3つです。
語学力
コミュニケーションが取れなければ仕事はできませんので、日常会話くらいはスムーズに話せるようにしておく必須とがあります。
海外での対応力
違った文化や環境の中でも自分の力で身の回りの事を管理する力です。これがあれば企業側も採用後の不安なく話を進める事ができます。
現地でのコネクション
知り合いの数が力になる事もあります。海外就職では、コネクションを使って就職先を探す方も沢山います。
この中でも①と③は海外就職に直結する力となりますので、まずはこの2つを海外留学のゴールとしてみても良いでしょう。
海外で採用される人材の傾向
最後にどんな人材が海外就職を実現しているのかを解説していきます。
海外就職を実現している日本人は大きく分けて4種類に分かれます。
- 現地の人材に負けない専門スキルを持つ人材
- 現地企業で日本語を活かして活躍する人材
- 日本人コミュニティー内で活躍する人材
- 駐在員
現地の人材に負けない専門スキルを持つ人材
このカテゴリーに入る人材が海外就職を行う上では最も自由度が高く理想的となります。言語や国籍の壁を越えて必要とされる専門スキルがあれば、自身の好きな国で就職先を見つける事ができます。
現地企業で日本語を活かして活躍する人材
日本語力や日本人である事を活かして現地企業で働く人材です。このカテゴリーに属する殆どの人材は、日本語を強みにしているもののビジネスクラスの英語力を持っています。
日本人コミュニティー内で活躍する人材
海外に在住している日本人をターゲットとした業務を行う人材です。日本人をターゲットにしていますので、上記にカテゴリの人材ほど外国語を使いこなす必要はありません。
海外駐在員
海外駐在員とは日本の企業が自社の海外拠点に送り出す社員を指します。海外駐在員として送り出される理由は各企業で異なりますが、その中でも「優秀な社員に海外拠点の管理をさせる」や「将来の管理職者候補に経験を積ませる」のような目的で駐在員を送り出す企業が多いです。