
「Sabo」とは?
「Sabo(サボ)」は、シングリッシュワードの1つで「誰かをわざとトラブルに巻き込む」や「面倒なことを押しつける」といった意味を持ちます。「Sabo」の語源はマレー語の「sabotaj(妨害行為)」で、シンガポールでは単なる悪意というより、ちょっとした「いたずら」や「軽いノリ」で相手を困らせるときに使われます。ただ、度が過ぎると嫌われるので、使い方には注意が必要な言葉でもあります。
Saboの語源について
「Sabo」の語源はマレー語の「sabotaj(妨害行為)」とされていますが、この「Sbotaj」も英語の「sabotage(妨害する)」に由来する外来語となります。さらに、この「sabotage」自体も元をたどればフランス語の「sabotage」から来ている事から、「Sabo」は考え方によってはフランス語由来の言葉とも言えるシングリッシュワードとなります。
Saboを使った例文
例1:職場での会話
- Manager: “Why am I the one doing the presentation?”
- Colleague: “Haha, not sure! Maybe John sabo you lah.”
例2:友人同士のやりとり
- Friend A: “Eh, how come I got chosen to sing karaoke?”
- Friend B: “Alex sabo you lah. He put your name down!”
例3:学校でのやりとり
- Student A: “I was hiding, but they found me first!”
- Student B: “You blame Jason lah, he sabo you by pointing at where you were hiding!”
どんなシーンで使われる?
「Sabo」は、広い年齢層で使用されている言葉です。 例えば、クラスメート同士のちょっとしたいたずら、飲み会で誰かを無理やり一発芸に指名するとき、あるいは職場で嫌な仕事を誰かに押し付けるときなど、軽い笑いを交えた文脈で使われることが多いです。
ただし、本気で怒らせるとシャレにならないこともあるので、相手との関係性を見極めて使うのがポイントです。