
「Tabao」とは?
「Tabao(ターパオ)」は、シングリッシュで「持ち帰り用に食べ物を包む」や「テイクアウトする」という意味を持つフレーズです。もともとは広東語(Cantonese)の「打包(da bao/ターパオ)」が由来で「包む」や「持ち帰る」という意味があります。
シンガポールではレストランやホーカーセンターなどで「Eat here or tabao?(ここで食べる?持ち帰り?)」と聞かれるのが一般的で、「Tabao」は日常会話の中で最もよく耳にするシングリッシュワードの1つとされています。
Tabaoを使った例文
例1:職場での会話
- Colleague A: “Lunch meeting again today ah?”
- Colleague B: “Yeah, better tabao some food first in case there is no time to eat later.”
例2:友人同士の会話
- Friend A: “This chicken rice is damn nice leh!”
- Friend B: “Really? I think I tabao one pack and go home to eat.”
例3:家族内での会話
- Mum: “Since you are going to the market, can you tabao breakfast for us?”
- Son: “Ok lah, I get kopi and kaya toast for you.”
どんなシーンで使われる?
「Tabao」は、食べ物を持ち帰るときによく使われるシンガポール独特の表現です。ホーカーセンター、レストラン、カフェ、どこでも「その場で食べるか」「持ち帰るか」を尋ねる際にサラッと登場します。
また、仕事が忙しくてランチを店内で食べる時間がないときや、家族の分も買って帰りたいときなど、「Let’s tabao lah!」のようにカジュアルに使われるのが特徴です。シンガポールの食文化や生活スタイルにぴったりフィットした、超日常的なシングリッシュの一つです。