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シンガポールの女性が産後に食べる「Confinement Food」って知ってる?

こんにちわ!アキです。今年の6月に第一子が産まれるのですが、最近シンガポール人嫁から産後にConfinement Foodを取りたいと話がありました。無知な故かこれまでに耳にした事のない言葉でしたので調べてみました。


Postpartum Confinementとは?

Postpartum Confinementは日本語では「産褥期(さんじょくき)」や「産後の肥立ち」と呼ばれ妊娠や分娩で変化した女性の体が、妊娠前の状態に戻るまでの期間を指します。この期間は妊娠と出産で弱った女性の身体が回復をする期間で、母体の回復具合について「産後の肥立ちが良い/悪い」と言います。

産後の女性の身体には様々な変化が起こっています。この時期に無理をしてしまうと、病気になってしまったり、鬱になってしまったりしてしまいます。良好な産後の肥立ちには、無理をせず、栄養バランスを考えた充分な食事を摂って、ゆっくり母体が回復できる環境を整えることが大切です。

出産によって、体はとても疲れています。とにかく当分は無理をしない方がいいでしょう。赤ちゃんの世話の合間でママ自身も体を横たえ、休憩を取りましょう。

シンガポールでの産褥期

シンガポールでの産褥期は家族背景によって変わってきますが、方法が違うだけで目的とする事は「外は出歩かずに家で身体を冷やさないように休む」です。下に共通項目をあげてみました。これらをれぞれの方法でこれを達成するといった感じです。

  • エアコンの風は避ける
  • ボディマッサージ(Postnatal Massage)を受ける
  • 体温を下げないようにする
  • 外出は避ける
  • お祈りはしない
  • 性行為はしない

中華系の産褥期

産褥期の長さは28日〜30日とされています。家族の中にはConfinement Nannyを雇って、家事や赤ちゃんの面倒を見てもらう方もいます。

マレー系の産褥期

マレー系の産褥期間は44〜45日間とされています。中華系とは違いシャワーを浴びてもいいとされていて、出産後直ぐに身体を温めるためにお母さんと赤ちゃんはハーブ入りのお風呂に入ります。また、Berbengkuntil と言われる腰巻き?を使って身体の形が元に戻るようにします。

インド系の産褥期

産褥期中のお風呂は控えますが、入る場合にはハーブとターメリックの粉がお風呂入ってに入れられます。お風呂は11時から2時の最も気温の高い時間のみ入ります。髪の毛を洗うのは奇数日のみでかつ産後2週間に行われます。そのあとはお香の煙といっしょに乾かします。腹巻のような物を巻きます。

シンガポール以外での産褥期

産褥期は国ごとにその期間や習慣が変わってきます。特に中華系の方々にとっては、大切にするべき習慣となっているようです。

中国での産褥期は30日間

出産で失った血液を取り戻すために麻油鸡や栄養スープ(中国ハーブや紅棗のスープなど)が食卓に登場します。産褥期の女性はシャワーを浴びるどころか水にも触らないように勧められます。また、冷たい水、食べ物、果物も避けられます。

韓国での産褥期は3週間

産後のお母さんと赤ちゃんは基本的に家の外にはでません。エアコンやシャワーも良いとはされていません。Miyeokgukというスープを飲みます。

日本での産褥期は3週間

産後しばらくの間は両親が手伝ってくれる家庭が多いようです。この時期に友達とお祝いに赤飯をたべます。

私の母に出産後の話を聞いてみると、体調には気をつけたが、それ以外には特に何もしなかったと言っていました。(我が家だけでしょうか?笑)

アメリカでの産褥期は7日間

産後すぐにシャワーを浴びることごできます。また、特にシャワーが禁止される事もありません。栄養のある食事と適度な運動が良いとされています。生活では親族が手伝いに来てくれる事が多く、全体の25%の女性は産後1週間で仕事に復帰するようです。

コロンビアでの産褥期は40日間

産後の1週間はベッドで休みます。1週間たってからは歩いても良いとされます。外出は産後30日たってからとされていて、そこから少しずつ外出の頻度を上げていくそうです。

産褥期はあくまで古くからの習慣

産褥期は古くから続く習慣ではありますが、その中身の全てが科学的な根拠に沿って実践されているわけではありません。現在では、産褥期の考え方に沿わない方が良いと言われている事もたくさんあります。

シャワー:お風呂は入った方がいい。身体を清潔に保ち、傷からの感染を防ぐため。身体が綺麗な方が気持ち悪くもない。

食べ物:Confinement foodの食材は出産がお母さんの体温を下げるというビリーフをベースに作られている。でも、身体が回復するためにはそれ以外の栄養素も必要。confinement foodの栄養素が偏っているのであれば、それはよくない。

エアコン:エアコンも付けてはいけないというルールはない。赤ちゃんの体温が上がり過ぎないように付けた方が良い事もある。

Confinement Foodとは?

Confinement Foodとは、産褥期(Postpartum Confinement)の回復力を高める為の食事です。通常の栄養バランスに加えて、産後の妊婦さんの身体に合うように食材や調理法が工夫されています。

含まれる素材は民族によって差がありました。シンガポールの場合は中華系、マレー系、インド系で中身は事なりますが、目的とする部分では体温保持と血液の増加が共通項目となっていました。

日本でも産褥期にはしっかりとした栄養補給が勧められていて、特に葉酸、鉄分、ビタミンC、たんぱく質、カルシウムの5つの栄養素の摂取が大切みたいです。

産褥期は女性の身体に負担を掛けない方がいいです。そんな時に赤ちゃんが泣いて料理に割く時間が無くなったり、料理で長時間立ちっぱなしになるのが負担になる方などがオーダーします。

Condinement Foodは、Confinement Nannyの代わりに利用される事が多いようです。嫁の話を聞いてみると、シンガポールでは産後にConfinement Nannyを雇う家が多いようなのですが、このConfinement Nannyを雇わない家ではConfinement Foodを頼む事が多いようです。

我が家の場合は、嫁が産休を取る間は嫁のお母さんがいる実家に住む事にしました。なので、Confinement Nannyでは無くConfinement Foodの方が合っているという話になりました。

シンガポールのConfinement Food

中華系のConfinement Food

中華系では生姜、中国ワイン、胡麻油がよく使われます。

生姜と酢と一緒に豚足の煮付け、フィッシュスープ、ハーブと胡麻油で炒められたチキン等が食べられます。フィッシュスープは母乳に良いと言われています。また、ハーブとデイツの飲み物を飲みます。

マレー系のConfinement Food

中華系同様に身体を冷やさないように食材が選ばれます。身体を温めてくれると言われるJamuというドリンクを飲む方も多いようです。

インド系のConfinement Food

インド系も同様に身体冷ます食材は避けられます。とくに野菜やフルーツに冷たい飲み物。特にトマト、キュウリ、ココナッツミルク、羊肉が避けられます。シーフードとチリもこの期間は食べてはダメだけど、ハーブと一緒に調理されたチキンやフカヒレは食べても大丈夫。油なしで炒めたニンニクはよく勧められる。調理は胡麻油で行われれることが多い。

どこで販売されているの?そして価格は?

Confinement Foodはオンラインで購入できます。

上にも書いたようにConfinement(監禁)中の女性は外に出ないように勧められます。その関係か、配達サービスが含まれている業者が殆どで、あまり動きたくない女性にとっては便利なサービスになっています。

ただ問題なのがその価格です。私が見た限り、1日1食 x 28日で安くてもS$1,600程となかなかの価格でした。(タイトルにある衝撃はこのことです。)単純計算だと1食あたりS$57.1で、しかも国によっては食べる文化すらもない。

結論からいうと払えるのであれば頼んだらいいんじゃないか?というアドバイスを友人から頂き、オーダーするという方向で話は進んでいるのですが、ただの栄養バランスの良い料理を配達するだけのサービスだったら確実に損なので祈るばかりです。ただ奥さんの体調には変えられませんので、ここでお金をケチりたいとも思いませんが。

という事で、次は実際のConfinement Foodのレビューしたいと思います。乞うご期待。


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