シンガポールに咲くオーキッドの花
Tropical pink orchid flower

シンガポールで良く耳にする言葉の中に「オーキッド(Orchids)」という言葉があります。このオーキッド(Orchids)とは、国の象徴として登録されるシンガポールの国花の事です。本記事では、そんなオーキッドについて解説していきます。

オーキッドってどんな花?

オーキッド(Orchids)は日本語で「洋蘭」と呼ばれるラン科に属する花です。蘭は、世界で最も種類が多い植物で、シンガポールや日本以外にも多くの地域で繁殖しています。

オーキッドの花が持つ色

オーキッドの代表系統の多くが紫色の花を持つことから、物体の色を表すJIS慣用色の1色としてオーキッド色(やわらかい紫)が登録されています。また、オーキッド色の派生色にはオーキッドパープル、オーキッドピンク、オーキッドスモークなどもあります。

JIS慣用色は「物体色の色名」として実際にJIS(日本工業規格)から工業製品向けに規定されている269色を指します。

シンガポールにとってのオーキッド

世界中で愛されるオーキッド(蘭)ですが、シンガポールでは「国花」という特別な役割を担っています。この関係かシンガポール内では様々な場所でオーキッドの名前が使われていて、マリーナベイサンズにも「オーキッドスイーツ」と名付けられたスイートルームがあります。また、意図的かはわかりませんが、シンガポール国内の至るところでオーキッドが装飾品として飾られています。

それ以外にも、シンガポール国立公園にはシンガポールの創設者であるリー・クアン・ユーの名前が付けられた「Aranda Lee Kuan Yewというオーキッドも存在します。

オーキッドは何故シンガポールの国花になったの?

オーキッドはシンガポールの国花となっていますが、実際にはオーキッド全種類の中で「Vanda Miss Joaquim」と呼ばれる1種類のみがシンガポールの国花となっています。

「Vanda Miss Joaquim」は、1981年の4月15日に開かれた「Foster National Pride and Identity」と呼ばれるイベントで、選考に出された40種類(そのうち30種類はラン科の花)の花の中から国花として選ばれました。

「Vanda Miss Joaquim」は「Vanda Hookeriana」と「Vanda Teres」の混合種となるオーキッドです。混合種の花を国花としているのは世界でシンガポールのみで、その理由は Vanda Miss Joaquim の持つ「混合性」がシンガポールの持つ多民族性を象徴する国柄に合った花だと考えられているからです。

また、諸説あるようですが、Vanda Miss Joaquimの持つ「鮮やかさ」「丈夫さ」「しなやかさ」はシンガポールの人々が持つ心の強さを象徴しているとも言われています。

シンガポールでオーキッドを楽しむ

オーキッドを見るなら「オーキッド・ガーデン」

シンガポールの世界遺産にも登録されている「ボタニック・ガーデン」には「オーキッド・ガーデン」という植物園があります。オーキッド・ガーデンには様々な種類nオーキッドが植えられています。屋外にあるのでピクニックやハイキングが好きな方向けの場所ではありますが、無料で入れるので時間があれば足を運んでみてもいいのではないでしょうか。(常夏の国シンガポールでのハイキングなので汗かくのが嫌いな方にはあまりオススメしません。。。)

お土産としてのオーキッド

シンガポールではオーキッドが使用された商品が沢山販売されています。オーキッドの詩織、標本、置き物、雑貨など色んな形で売られています。

私が個人的に好きなのは、オーキッドの生花を金や銀でメッキ加工したアクセサリーです。あまりポップで若者向けではないかもしれませんが、オーキッドの形が綺麗に残っていて、母の日のプレゼントなんかにお勧めです。(私自身が母へのプレゼントとして買いました。)

まとめ

シンガポールの国花であるオーキッドについて書いてみました。比較的に目にする機会の多いラン科の植物でも国花と知れば何か感じるようなものもあります。この記事を書きながら、シンガポール在住者としてはオーキッドを家の窓際なんかに飾っておくのもアリかなと感じました。

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