ヴァンダ・ミス・ジョアキム(英:Vanda Miss Joaquim)は、蘭(ラン)の一種でシンガポールの国花にもなっている花です。この花はヴァンダ・フッケリアナ(Vanda hookeriana)とヴァンダ・テレス(Vanda teres)との交配種で、ランにおいては世界で初めて誕生した交配種でもあります。

ヴァンダ・ミス・ジョアキムを発見したのはシンガポールの園芸家であるアグネス・ジョアキム(Agnes Joaquim)さんで、ヴァンダ・ミス・ジョアキムという名前は彼女の名前にちなんで名付けられています。

ヴァンダ・ミス・ジョアキムは、その美しい見たに加えてシンガポールの気候で育ちやすい特徴を持っています。また、シンガポールで誕生した花でもある事から、シンガポールの国花に選ばれました。その他にも、蘭には多くの種類が存在していて、それがシンガポールの持つ多様性や文化背景を象徴しているともされています。

ヴァンダ・ミス・ジョアキムはどこで見られる?

ヴァンダ・ミス・ジョアキムはシンガポール植物園や公共庭園なに行くと見る事ができます。

ただし、公共庭園に関しては植物の展示が変動する可能性がある事から、確実に見たい場合はシンガポール植物園の「National Orchid Garden」に行くのが良いでしょう。

※事前の確認を行う事もお勧めします。