中華系文化と「偶数」と「8」について

シンガポールで中華系の方々と時間を共にしていると、事あるごとに数字の8が登場するのに気がつくのではないでしょうか。本記事では、中華系の方々にとって数字の8が持つ意味についてまとめてみました。

中華系文化と「偶数」について

中華系の方々は日常の様々な場面で縁起をかつぐ習慣を持っています。また、中華系の方々の間では「偶数」が吉数されていて、お祝い事などで「数字」が関わる場合には奇数ではなく偶数を使用する習慣があります。

偶数が吉数となった背景には「全てのものは陰と陽が一対となって成立する」という陰陽学をベースとした考え方があり、これに伴って偶数が縁起の良い数字とされ始めたと言われています。

中華系文化と「8」について

中華系の方々の間では偶数が吉数だという話をしましたが、その中でも最もよく登場するのが「8」です。日本でも「8(八)」は末広がりで縁起が良いと言われすが、中国では「8」を「パ」と発音し、その発音が「發」 と近いことから縁起が良いとされています。この「發」 は、旧正月の挨拶でおなじみ「恭喜發財」 にも使われている言葉で、 「發財」 は富を築く、お金がいっぱい入ってくる、お金が生まれるといった金運に恵まれる意味を持っています。

「8」はシンガポールの様々ところで見られる

シンガポールで中華系の方々と生活を共にしていると、様々な場面で「8」に出会います。下記にその例をいくつか上げてみました。

  • 旧正月で渡されるお年玉(アンパオ)や結婚式で渡すお祝儀の下一桁が「8」
  • 家の購入の際には「8」の付く階層や部屋番を持つ部屋から売れていく
  • 車のナンバープレートや携帯番号も「8」を多く含んだ番号がよく選ばれる

※特に「偶数」で「8」を含む数字が好まれます。

まとめ

「偶数」や「8」を吉数とする考え方は、日本人の私たちが考える以上に中華系の方々にとって深く根付いた習慣で、相手に対しての礼儀のように捉えられる場合も多くあります。中華系の方と上手く付き合っていくマナーとして覚えておいてもいいかと思います。

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