レイバーデー(Labor Day)って何?

レイバーデーは、その名の通り労働者の日で、労働者が持つ権利を主張する日として、世界中で祝われています。国によって日程は異なりますが、シンガポールでは1960年以降国民の祝日となっています。

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レイバーデー(メーデー)について

シンガポールが定めるレイバーデーは別名でメーデー呼ばれる日で、毎年5月1日に祝われます。メーデーは、もともとヨーロッパでは「夏の訪れを祝う日」とされてきましたが、現在では労働者がその権利を求めてデモや集会を行う「労働者の日」として世界中で知られている日です。

「労働者の日」としてのメーデーは、1886年5月1日にアメリカで行われたストライキ(1日の労働時間を8時間とする主張をする為)がきっかけとなっていて、この時に掲げられたスローガンが「第1の8時間は仕事のために、第2の8時間は休息のために、そして最後の8時間は好きなことのために」というものだったそうです。

ただ、労働者側の主張は簡単には実現せず、その後も5月1日にストライキが行われました。1890年には、アメリカでのストライキに合わせてヨーロッパなどでもストライキが行われ、これが第1回国際メーデーとなりました。

現在でもメーデーになると労働者が権利の主張をする為にデモ活動が行われる事もあり、逮捕者が報告される国もあります。

イスタナ(大統領官邸)の一般公開

レイバー・デーには、イスタナ(大統領官邸)が一般公開されます。イスタナの一般公開は年に5回のみとなっていて、レイバーデーはその数少ないタイミングの1つとなっています。その為レイバーデーには多くの方がイスタナの見学に集まります。

イスタナは、午前8時半~午後6時まで公開されていて、シンガポール人と永住権保持者は無料(外国人は1ドルの見学料が必要となります)で見学できます。イスタナの敷地内ではピクニックを行う方がいたり、子供向けのパフォーマンスが行われていたりもしています。

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OK LAHでは、シンガポールが持つ11日の祝日について解説しています。シンガポールでの生活を少しでも楽しくするお役にたてると嬉しいです。是非「シンガポールの祝日について」をご覧下さい。

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