
コウライウグイス(Black-naped Oriole)とは?
コウライウグイス(英名:Black-naped Oriole、学名:Oriolus chinensis)は、黄色と黒の翼が特徴的な野鳥で、シンガポールでは住宅地や公園、植物園、貯水池周辺などでよく見られます。コウライウグイスは、その名前に「ウグイス」と付いていますが、日本で知られているウグイスとは別種で、鳴き声も姿も異なります。
コウライウグイスの特徴は、25cm前後の体長とレモンイエローの体色、目の周りから首の後ろをぐるっと囲うように入った黒いライン(これが「Black-naped」の由来)です。また、オスとメスで見た目の差がほとんどなく、どちらも同じような容姿をしています。
コウライウグイスの生息地
コウライウグイスは、主に大型公園や植物園、貯水池付近に多く生息地しています。最近のシンガポールでは、グリーン都市構想の一環で草木が植えられる場所が増えている影響もあってか、HDB周辺や市街地でもコウライウグイスを見ることができます。また、コウライウグイスは果実や昆虫を主食としているので、木の実が落ちている街路樹なんかがあれば、木の枝にとまっているコウライウグイスを見つけられるかもしれません。