
ロング・バー(Long Bar)とは?
ロング・バー(Long Bar)は、シンガポールの高級ホテル「ラッフルズ・ホテル(Raffles Hotel Singapore)」内にある老舗バーです。シンガポールを代表するカクテル「シンガポール・スリング(Singapore Sling)」発祥の地として世界的に知られていて、観光地としても人気を集めています。
単なるホテルバーというより、「シンガポールらしい空間を感じられる場所」として知られていて、旅行者の定番スポットの一つになっています。
アクセスと営業時間
ロング・バーは、ラッフルズ・ホテル内にあります。最寄駅はMRT「City Hall駅」または「Esplanade駅」で、徒歩圏内(7分〜10分ほど)となっています。
ロング・バーの特徴
ロング・バーが観光地として扱われているのにはいくつかの理由があります。
- オリジナルのシンガポール・スリングが飲めるお店
- ピーナッツの皮落としができる
- ラッフルズ・ホテルの歴史空間
ロング・バーはシンガポールを代表するカクテル「シンガポール・スリング」が生まれた場所として知られています。このシンガポール・スリングは世界的に知られているカクテルでもあり、そんなシンガポール・スリングを一度飲んでみたいと多くの観光客が足を運びます。
また、このロング・バーは「ピーナッツの皮落とし」ができるお店としても知られていています。店内では現在でも、無料のピーナッツが提供され、食べ終わった殻を床に落とす文化が残っています。ポイ捨て禁止で知られるシンガポールの中で、床にピーナッツの殻を落とせる珍しい場所としても有名です。
その他、店内にはラタン家具や木材が多く使われていて、コロニアル時代の南国バーのような空気感が演出されています。特にラッフルズ・ホテルは、1887年創業のシンガポールを代表する歴史的ホテルとして知られていて、植民地時代のコロニアル建築を現在まで残していることでも有名です。
ロング・バーもその歴史空間の一部となっていて、単にカクテルを飲むだけではなく、「昔のシンガポールの空気」を体験できる場所として扱われています。
ちょっと補足
ロング・バーは最近では観光地としての側面が強く、「シンガポールで一度は行く場所」として扱われることが多い一方で、シンガポール在住者の中には「有名すぎて逆に行ったことがない」という人も少なくありません。
シンガポール・スリングとは?
シンガポール・スリング(Singapore Sling)は、1915年頃にロング・バーのバーテンダー「Ngiam Tong Boon(ニアム・トン・ブーン)」によって考案されたとされています。 ジンをベースにした甘めのカクテルで、ピンク色の見た目が特徴です。当時は女性が公の場でお酒を飲むことが好ましくない時代だったため、「フルーツジュースのように見えるカクテル」として作られたという説でも知られています。 現在では、シンガポールを代表するカクテルとして世界中で知られています。
Matcha Slingとは?
2026年には、日本・シンガポール外交関係樹立60周年(SJ60)を記念して、「抹茶スリング(Matcha Sling)」も登場しました。宇治産の抹茶を使用した特別メニューで、日本とシンガポール両国の文化を組み合わせたカクテルとして話題になっています。
ロング・バーの周辺エリア
ロング・バーが入っているラッフルズ・ホテル周辺には、シンガポールを代表する観光エリアや商業エリアが集まっています。徒歩圏内には「ブギス(Bugis)」や「シティ・ホール(City Hall)」エリアがあり、ショッピングモールや歴史建築、カフェなどが並んでいます。
また、「チャイムス(CHIJMES)」や「ナショナル・ギャラリー(National Gallery Singapore)」など、コロニアル建築を活用した人気スポットも近く、ロング・バーと合わせて巡る人も少なくありません。
夜になると周辺エリアはライトアップされ、昼間とは少し違った落ち着いた雰囲気を楽しむことができます。


