マリーナベイサンズ(Marina Bay Sands)ってどんな建物?

マリーナベイサンズ(Marina Bay Sands)とは?

マリーナベイサンズ(Marina Bay Sands)は、2010年から段階的にオープンされた統合型リゾートで、観光・ビジネス・エンターテインメントを融合した複合施設(ホテル、カジノ、ショッピングモール、劇場、会議場、美術館、屋上プールなど)として、世界中から多くの観光客を集めています。

また、マリーナベイサンズは、3つの高層ホテルタワーとスカイパーク(船のような形をした屋上施設)が特徴的なユニークな外観となっていて、シンガポールを象徴するランドマークにもなっています。

アクセス

最寄り駅はMRT「Bayfront駅(Downtown LineおよびCircle Line)」で、駅直結の地下通路を通じて館内にアクセス可能です。

マリーナベイサンズでは何ができる?

マリーナベイサンズは、大型モール「The Shoppes at Marina Bay Sands」と直結していて、宿泊以外にもショッピング、カジノ、グルメ、アート鑑賞など、様々なアクティビティが楽しめるようになっています。また、地上約200メートルに位置する「サンズ・スカイパーク・インフィニティ・プール」では、屋外プールを楽しみながらシンガポールの市街地やマリーナ湾を一望できる絶景が楽しめます(宿泊者限定)。夜にはナイトショー「スペクトラ」がベイエリアで無料開催され、観光客だけでなく地元の人からも人気を集めています。

また、マリーナベイサンズが建っている「マリーナ・ベイ・エリア」にはエリア全体を一周する遊歩道も整備されていて、マリーナ湾の景色を見ながらジョギングやウォーキング、サイクリングをするために訪れる方も少なくありません。

マリーナベイサンズの歴史

マリーナベイサンズは、米国系の企業である「ラスベガス・サンズ社」によって約60億シンガポールドルを投じて開発され、2010年4月から段階的に開業しました。開業当初からその革新的な設計と豪華な施設で注目を集め、シンガポールの都市開発の象徴的存在となっています。都市型リゾートの先駆けとして、シンガポール観光業の発展に大きく貢献しています。

さらに2023年からは、新たな施設となる「タワー4」の建設が本格化していて、ホテル客室の増設、新しい屋上プールデッキ、イベントホールや高級レストランの導入が予定されています。タワー4は2028年の完成を予定(完成時期が遅くなる報道もあり)となっていて、マリーナベイサンズのさらなる発展と、シンガポールの観光およびMICE(国際会議・展示)市場の強化に寄与すると期待されています。

マリーナベイサンズの周辺のエリア

マリーナベイサンズの周辺には、ガーデンズ・バイ・ザ・ベイやマーライオン・パーク、アートサイエンス・ミュージアム、マリーナ・バラージ、エスプラネード・シアターズ、シンガポール・フライヤーなどの有名観光地が設置されています。特に、ガーデンズ・バイ・ザ・ベイとマリーナ・バラージは、子供が屋外で遊べるように設計されているため、ピクニックや水遊びをする現地家族にも人気があります。

また、シンガポールではレンタルバイク(シェアバイク)が普及しているため、サイクリングをしながらいくつかの観光地を回ってみるのもおすすめです。

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