シンガポールで主に利用される公共バス運営会社には以下の2社あります。
- SBSトランジット
- SMRTバス
また、この2社が運営するバスはそれぞれが運行するバスに異なる色が使われています。SBSトランジットは主にオレンジ色、白色、紫色のミックスを基調としたバスを運行しているのに対し、SMRTバスは緑色の車体、白色の車体、グレーの車体を持ったバスを運行しています。
SMRTバスは、車体の色によって役割が異なっています。
- グリーンバス: 緑色のバスは、一般的に主要路線を運行する幹線バスで、長距離を運行し、シンガポールの各地を結んでいます。
- グレーのバス: グレーのバスは、MRT駅間での接続や特定の住宅地内で運行されています。
- ホワイトバス: 白色のバスはエクスプレスサービスで、長距離でバスの利用が必要な方々向けのサービスを目的として運行されています。
車体の色以外に違いはあるの?
SBSトランジットとSMRTバスは運営会社が異なりますので、サービスの中身も厳密には異なります。例としてはバスの運行ルートであったり、プロモーション、バス内で使用されているテクノロジー等が挙げられます。ただし、シンガポール政府が運賃に関する取り決めを行っている他、両バス会社がシンガポール全域でサービスを展開しているので、乗車客からするとあまり大きな違いを感じていないのが実際のところではないでしょうか。