シンガポールのエリア情報

シンガポールは大きく分けて①セントラル地区②ノース地区③ノースイースト地区④イースト地区⑤ウエスト地区の5つのエリアに分かれています。本記事では、シンガポール留学生向けに各地区の特徴をまとめています。

本記事は鉄道の路線図を見ながら読むとよりわかりやすい内容となっています。

シンガポールのエリア情報

セントラルエリア(中心部)

大手企業や日系企業、金融機関などが集まるシンガポールの中心地です。Orchardの近くには日系デパート(伊勢丹、高島屋)もあり、日本食レストランや日本語対応可の病院もあります。日本人には便利なエリアとなっていて、日本人駐在員の多くはこの付近に住んでいます。平均家賃は国内でも一番高く、通勤の利便性を重視する単身者が主にこの周辺で生活をしています。

CBD (Central Business District)

シンガポールでビジネスの中心となるのがCBDエリアです。大手企業や金融機関など様々な企業がオフィスを構えるエリアです。

セントーサ島

シンガポールのリゾートエリアとして知られている「セントーサ島」はセントラル地区の最南端に位置しています。

セントラル地区に含まれる地域
Raffles Place, Orchard, Bishan, Queenstown, Marina Pradeなど

ウエストエリア(西部)

シンガポールの西に位置するエリアです。工場や倉庫が多く、シンガポール最大の工業団地「Jurong工業団地」もウエストエリアにあります。Clementiには日本人学校やシンガポールの国立大学(National University of Singapore)もあるため学生の行き来の多いエリアです。シティーエリアからは電車(MRT)で約30分と少し遠いものの、学校が近い事から家族向けのエリアと言えます。

ウエスト地区に含まれる地域
Clementi, Holland Village, Boon Lay, Jurong, Bukit Batokなど

ノースエリア(北部)

シンガポールの北に位置するシンガポール人が多く住むエリアです。北部のWoodlandsからマレーシアのJohor Bahruまでは鉄道が走っていて、簡単に国の行き来ができます。このエリアにはコンドミニアムよりHDBが多く、シティーから遠いため(電車で45分-1時間)家賃は国内でも比較的安いエリアです。この地域に住む場合は、通勤アクセスと電車の混み具合も視野に入れることをお勧めします。シンガポールの朝の地下鉄(MRT)は混雑がひどく、後続の電車を待たなければ乗れないということもあります。

ノース地区に含まれる地域
Woodlands, Yishun, Sembawang, Mandaiなど

ノースイーストエリア(北東部)

シンガポールの北東に位置する地区です。ノースエリアと同様に現地の方が多く住むエリアです。このエリアの北端に位置するPunggolは、シンガポールのITハブに向けた土地開発が行われている地域でもあります。

ノースイースト地区に含まれる地域
Punggol, Ang Mo Kio, Serangoon, Hougangなど

イーストエリア(東部)

シンガポールの東に位置するエリアです。チャンギ国際空港に近く、空港をよく利用する人にとっては便利ですが、シティーエリアからは遠く、また駅から徒歩圏内の物件が少ないため買い物などの利便性には欠けるエリアです。チャンギ空港から海沿いにイーストコーストパークという公園があり、閑静でのんびりとしている落ち着いたエリアです。

イースト地区に含まれる地域
Paya Lebar, Bedok, Changi, Pasir Ris, Tampinesなど

MRT路線図から見るシンガポール

シンガポールでの移動で頻繁に利用されるのがMRT(シンガポールの鉄道)です。MRTの路線はシンガポールのほぼ全ての地域に張り巡らされていて、留学生にとっても主要な移動手段となっています。

オッケーラ留学では、この路線図をベースに滞在先の決定をする事をお勧めしています。

MRT路線図を高画質で見る

シンガポール留学生にお勧めなエリアは?

シンガポールでの滞在エリアを決める際に覚えておきたいポイントは次の2つです。このポイントと前項で紹介したMRTマップを併用して滞在先を決めていきます。

  1. セントラル地区までの距離とアクセス
  2. 学校までの距離とアクセス

■ セントラル地区までの距離とアクセス

シンガポールの家賃相場は、各地域の利便性によって前後があるものの、基本的にはセントラル地区から離れれば離れるだけ安くなります。一方、留学中に参加したいコミュニティーやセミナーなどのイベント事の多くはセントラル地区で開かれますので、セントラル地区への移動が苦にならない程度の距離に住む事がおすすめされます。

■ 学校までの距離とアクセス

留学中に最も移動を行うことになるのが自宅〜学校間です。この移動に掛かる時間を削減できれば、その時間を他の事に使うこともできます。上記のセントラル地区までの距離と合わせて考慮してみましょう。

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