オンライン面接のポイント

オンライン面接には便利な反面で相手をイメージしにくいというデメリットがあります。そんなオンライン面接で少しでも自分を企業にアピールする為にしっかりと事前準備をしておきましょう。

本記事では、オンライン面接に向けて知っておきたいポイントをまとめています。

オンライン面接と対面面接の違い

まず、従来からの手法となっている対面面接と比較した場合のオンライン面接の特徴を見てみましょう。

場所や時間の影響を受けにくい

オンライン面接は場所や時間に関する柔軟性が高く、自身の所在地に関わらず面接を受ける事ができます。また、海外拠点を持つ企業とのオンライン面接では、同時に複数国から採用担当が面接に参加する事も少なくありません。

物理的な移動が必要ない事で面接の調整も行い易く、フットワーク良く企業との面接を進められるのはオンライン面接の特徴となります。

得られる印象では対面面接に劣る

面接で得られる相手への印象の深さにおいては対面面接が勝っている傾向にあります。表情や身体の動きが全て見える対面面接とは違い、オンライン面接では画面に映る部分のみでお互いを判断しなければいけません。

通信環境や使用機器の影響を受ける

オンライン面接ではパソコン、タブレット、インターネット回線やビデオ会議用ツールといった機器を使用して行われます。このどれか1つにでも不具合が発生してしまうと、面接の実施自体に影響がでてしまいます。

機器関連の予期せぬトラブルによって面接が延期もしくはキャンセルとなってしまう例も稀に発生しています。

オンライン面接のポイントについて

オンライン面接では、対面面接とは違った準備が必要となります。ここでは、オンライン面接を受ける際に押さえておきたいポイントをまとめています。

通信環境と使用ツールの確認

面接中に接続問題が起こらないように通信環境の良い場所で面接に参加しましょう。また、オンライン面接に使用するはビデオ会議ツール(例: Zoom、Microsoft Teams、Skypeなど)の使用方法について事前に確認しておきましょう。

実際に起こった良くない例

  • インターネット回線が悪く、面接が開始できずにキャンセルとなった。(リスケジュールではなく、不採用となってしまった例もあります)
  • ビデオ会議用ツールの使用法がわからずに面接開始が遅れた。

パソコンかノートブックで行う

オンライン面接へは、画質や音質を上げるためにスマートフォンではなく、パソコンかノートブックで参加しましょう。また、スマートフォンだと片手間で面接に参加してると判断されてしまう可能性もあります。

実際に起こった良くない例

  • スマートフォンを横置きにしてビデオ通話を行った為、面接官側で自身が横向きに写っていた。
  • スマートフォンで参加をした為、熱意が足りないと面接官に判断された。

静かな場所で行う

質の高いコミュニケーションを取る為に、周囲の雑音が入らない場所で面接を受けましょう。特に慣れない英語面接を行う際は、雑音が面接の合否に影響してしまう事もあります。

実際に起こった良くない例

  • 近くのカフェで英語面接を行ったた時に、周囲のノイズが入りすぎて、何度も聞き直さなければコミュニケーションが取れない事態となった。

メモはパソコンでは取らない

面接官から伝えられた情報をメモに残すときは、パソコン上では無く紙に残すようにしましょう。パソコンに残せれば後で楽なのですが、面接官側から見た印象としては、紙に書いている方が良く写ります。

実際に起こった良くない例

  • タイピングの音が面接官に聞こえていた。
  • 面接官に別の事をやりながら話を聞いているように見えてしまう。

面接室への入室は少し早めにする

オンライン面接では、面接の5分前には面接室へ入室できるようにしておきましょう。通信機器やビデオ会議用ツールに不具合が発生する場合もありますので、早めの準備で予期せぬトラブルへ対応できるようにしておきます。

実際に起こった良くない例

  • 面接時間ちょうどうに面接室入ったが、通信問題が発生して面接開始が遅れた。
  • 面接時間ちょうどうに面接室入ったが、マイク又はカメラが上手く作動せずに面接開始が遅れた。
  • 面接時間ちょうどうに面接室に入ろうとしたが、ビデオ会議用のリンクが見つからなくなってしまった。結果、面接開始が遅れた。

面接室からは、すぐに退出しない

オンライン面接が終わった際に面接室からすぐに退出するのは避けましょう。面接官の退出を待つ又は数秒時間を置いた後での退出が好印象のポイントとなります。

実際に起こった良くない例

  • 面接終了後すぐに退出してしまい、面接官に悪い印象を与えてしまった。

その他、知っておきたい細かな注意点

オンライン面接には上記以外にも細かな注意点がいくつかあります。実践しなくても大きなマイナス点にはなりませんが、実践する事で加点になる可能性のあるポイントです。選考を実施してくれる企業は、高い確率で他の候補者も検討しているので、印象負けしないようにできる準備はしておきましょう。

■ 身だしなみ

オンライン面接でも対面面接どうように身だしなみには気をつけましょう。間違っても画面に映る部分だけ整えて臨む事は避けて下さい。

■ カメラの位置と距離

オンライン面接では、自分の肩が画面に入る程度の距離を保ちましょう。また、カメラの位置も正面である事が好ましく、極端に上から目線や下から目線となる事は避けましょう。

■ マイクとイヤフォンの使用

WHITE SKYでは、英語面接においてはマイクやイヤフォンの使用を推奨しています。相手の言葉を聞き取りやすい環境を作り、できる限り精度の高いコミュニケーションを取る為の工夫もオンライン面接で良い印象を与える為のポイントとなります。

■ スクリプトの準備はしない

オンライン面接では稀に画面上にスクリプトを表示させて面接を行われる求職者様がいらっしゃいます。相手側からスクリプトは見えませんが、何十回と面接をこなしている採用担当には分かってしまう事も少なくありません。WHITE SKYではスクリプトではなく事前準備をしっかり行われる事を推奨しています。

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