シンガポールで中華系の方の結婚式に参加するとほぼ必ず耳にするのが「ヤムセン(Yam Seng又はYum Seng)」です。 スポンサーリンク ヤムセンとは? ヤムセンは華系の方の結婚式で乾杯をする時に登場する掛け声です。饮 胜(飲勝)と表記され、文字の通り「勝利に向けて飲む」といった意味を持つ言葉です。
結婚式の場では、最愛の女性を勝ち取った新郎を祝福するための掛け声として使われています。(これ以外にも夫婦の幸せを祈るといった意味でも使われているようです。)
シンガポールでは、司会の方又は新婚夫婦と仲の良い方がステージ上に立って音頭を取っていきます。ヤムセンは3回繰り返される事が多く、これには1回目は至福の結婚、2回目は夫婦の永遠の愛、3回目は豊穣を願う意味が込められています。(国内のトレンドなのか「ヤ〜〜〜〜〜ムセン!」と息が切れるまで「ヤ」を伸ばし続け、その掛け声の間を楽しみます。)
ヤムセンは色んな国で楽しまれている ヤムセンは中華系の方の結婚式であれば高頻度で登場します。私が知っているだけでも、シンガポール以外にもマレーシアやオーストラリアでもお馴染みの掛け声となっています。