イスタナ・カンポン・グラム(英:Istana Kampong Glam 又は Istana Kampong Gelam)は、シンガポールのカンポン・グラム地区にある歴史的な建物です。また「イスタナ」という言葉はマレー語で宮殿を意味しています。

イスタナ・カンポン・グラムは、1819年にジョホールのサルタン・フセイン・シャー(Sultan Hussein Shah)を父にもつサルタン・アリー(Ali)によって建てられ、もともとはサルタンとその家族の住居(旧居)として使用されていました。現在、イスタナ・カンポン・グラムはシンガポールのマレー文化遺産センター(Malay Heritage Centre)として知られる建物になっています。

このマレー文化遺産センターでは、シンガポールのマレーコミュニティーが持つ歴史、文化、遺産、伝統工芸品などが紹介・展示されていて、シンガポールのマレー文化を反映するカンポン・グラム地区のランドマークとしても知られています。

公式サイト:マレー文化遺産センター