ジュロン・バードパークとは?

ジュロン・バードパーク(Jurong Bird Park)は、1971年にシンガポールのジュロン地区で開園したアジア最大級の鳥類公園です。園内にはエリア別に複数のコンセプトがあり、また5,000羽以上の鳥(約400種)が各種の生態に合わせた空間で飼育・展示されています。更に、ジュロン・バードパークは鳥類の研究や保護にも重要な役割を担っていて、絶滅危惧種の繁殖プログラムや保護、子供向けの教育プログラムの提供なども行っています。

※ジュロン・バードパークは、シンガポール動物園やナイトサファリと並びシンガポールを代表する観光スポットの一つとして長年親しまれていましたが、2023年に閉園し、現在では新設された「バード・パラダイス(Bird Paradise)」へと移転しています。

バード・パラダイスへの移転

ジュロン・バードパークは50年以上にわたり親しまれてきましたが、シンガポール政府の都市開発計画の一環として、2023年に新施設「バード・パラダイス(Bird Paradise)」へ移転しました。バード・パラダイスは、シンガポール北西部の「マンダイ・ワイルドライフ・リザーブ(Mandai Wildlife Reserve)」内に設けられ、より広大で自然に近い環境のもとで鳥たちを保護しながら展示しています。

バード・パラダイスでは、ジュロン・バードパークの魅力を引き継ぎつつ、新しい展示方法や体験型アクティビティ(より自然環境を再現したエリアや新しいショープログラムなど))が導入され、来園者はより深く鳥類の生態について学べるようになっています。