
「Ownself」とは?
「Ownself(オウンセルフ)」は、シングリッシュ特有の強調表現で、「自分で」や「自分自身が」という意味を強めて伝えるときに使われます。標準英語では通常「yourself」や「myself」などを使いますが、シンガポールでは「ownself」を代わりに用いて、文を強調したり皮肉っぽく仕上げることがあります。
Ownselfを使った例文
例1:オフィスのやりとり
- Manager: "I didn’t say that we should change the plan."
- Staff: "Ownself say that last week leh. I got email proof!"
例2:家族の会話
- Sister: "Why is the kitchen so messy?"
- Brother: "Ownself cook, ownself clean lah. Don’t act blur!"
例3:友人同士のやりとり
- Friend A: "I’m so tired now, I don't feel like going out."
- Friend B: "Ownself planned the outing, ownself cancel it. What sia?"
どんなシーンで使われる?
「Ownself」は、誰かが自分で何かをした(あるいはしたふりをしている)とき、または「自分でやったのに何言ってるの?」とツッコミを入れたい時などに使われます。ちょっとした非難や揶揄を含む場面でも使われることが多いシングリッシュ表現です。
たとえば「You ownself say one leh!(自分で言ったんでしょ!)」や「Ownself do, ownself clean lah.(自分でやったなら、自分で片付けなよ)」のように、責任を明確にさせるようなニュアンスがあります。