
リバーワンダーズ(River Wonders)とは?
リバーワンダーズ(River Wonders)は、シンガポールのマンダイ地区にある淡水生物をテーマにした動物園で、アジアで初めて淡水生態系に特化した施設として2013年にオープンしました。リバーワンダーズは、マンダイ・ワイルドライフ・リザーブ(Mandai Wildlife Reserve)の一部として、シンガポール動物園やナイトサファリ、バードパラダイス、レインフォーレストなどと隣接し、また敷地内にはアマゾン川やナイル川、長江など世界の主要な河川を模した展示エリアが設置されています。
アクセス
最寄り駅は「カティブ駅(North South Line)」です。駅からはマンダイ・シャトル(Mandai Khatib Shuttle)や公共バスを利用して移動できます。
リバーワンダーズでは何ができる?
リバーワンダーズでは、世界の代表的な「川」をコンセプトとした展示エリアが設置されています。またアマゾン川ゾーンには、ジャガーやピラニア、マナティが泳ぐ巨大水槽、長江ゾーンには、ジャイアントパンダが暮らす専用施設「ジャイアントパンダ・フォレスト」が設置されているなど、淡水魚以外の楽しみも用意されています。
さらに、アマゾン流域の動物たちをボートに乗って見学できる「アマゾン・リバー・クエスト」や「餌やり体験」「飼育員によるガイドプログラム」なども実施されています。飲食施設やギフトショップも併設されていて、動物モチーフのグッズや地元限定アイテムの販売も行われています。
リバーワンダーズの歴史
リバーワンダーズは、シンガポール政府と野生動物保護団体の協力により2009年に着工、2013年に一般公開されました。もともとはリバーサファリ(River Safari)という名称で運営されていましたが、マンダイ・ワイルドライフ・リザーブのブランド統一の一環として2021年よりリバーワンダーズ(River Wonders)へと名称変更されています。
リバーワンダーズは約12ヘクタールの敷地に8つの河川ゾーンが再現されていて、環境保全と教育を目的とした展示が行われています。また、施設は淡水生態系の重要性を伝えることをコンセプトとしていて、希少種の保護や飼育にも力を入れています。ジャイアントパンダの繁殖プロジェクトやアマゾン川の保護活動への協力など、国際的な研究機関との連携も行っています。
リバーワンダーズの周辺エリア
リバーワンダーズの周囲には、シンガポール動物園やナイトサファリ、バードパラダイス、リバーサファリといった自然系観光施設が隣接しています。また、マンダイ・レインフォーレスト・リゾート(ホテル)も敷地内に建てられているので、数日かけてマンダイ・ワイルドライフ・リザーブを遊びつくす遊び方が人気となっています。