サテ(英:Satay)は、串に刺された肉を風味豊かなディッピングソースと一緒に楽しむ東南アジア料理です。使用される肉に鶏肉や牛肉、豚肉、羊肉など様々ですが、最も一般的に食べられるのは鶏肉を使ったサテです。

サテは通常ディッピングソースと一緒に提供されます。ディッピングソースにはチリベーやタリマンドベース、甘めのソース等いくつかの種類がありますが、最も一般的なソースとして知られているのはピーナッツソース(焼いたピーナッツ、ココナッツミルク、醤油、ライムジュース等から作られたソース)となります。

サテの起源は明確ではないものの、もともとはインドネシア料理だったと言われています。現在ではインドネシアに加えてマレーシアやタイ、シンガポールなどの東南アジア各地で人気を集める料理となっていて、シンガポールでは地元のレストランやホーカーセンター(特にラウパサ)などで提供されている他、地元のスーパーでは冷凍物のサテも販売されています。