シンガポールを代表する動物の1つとして知られているのが「カワウソ」です。シンガポールには野生のカワウソが生息していて、度々地元のニュースにも登場します。
シンガポールのカワウソ事情
シンガポールで見られるカワウソは、スムースコートカワウソ(シンガポールでは絶滅危惧種に分類されています。)と小ツメカワウソの2種類と考えられています。
シンガポールでは約10前後のカワウソ家族が生息していると言われていて、良く耳にするのはBishan付近に住んでいるBishan FamilyやMrina Bayエリアに住むMrina Familyです。
街中いカワウソが出没する事も
自然の少ないシンガポールに住むカワウソは、環境適応能力に優れていると言われています。また、人通りの多い街中にカワウソの家族が出没する事もあります。
シンガポールのアイコン的存在
カワウソは、シンガポールを代表するアイコン的な存在でもあります。2016年のシンガポール51周年記念では、シングリッシュやシンガポールのパスポートを破ってシンガポールの象徴として選ばれました。また、シンガポールのローカルホテルグループ(ミレニアムグループ)もグループのマスコットとしてカワウソを選んでいます。
カワウソに関する法律がある
シンガポールでは、カワウソの捕獲や殺処分を禁止する法律があります。ただ、この野生動物鳥獣法(WABA)ではその証拠の提示が必要で、予防措置が必要な場合には困難な状況になることがあります。現在のWABAの見直しはこれに対応しています。
カワウソに出合った時のルール
シンガポールでは、カワウソに出会った時に守らないといけない下記のルールがあります。
- 触らない、追いかけない, 距離をとって観察する
- 大声でしゃべらない、フラッシュ撮影しない
- 餌を与えない
- 水中にごみや鋭利なものを捨てない
- ペットはしっかりリードでつなぐ