ロティ・プラタ(英:Roti Prata 別名:ロティ・チャナイ)は、シンガポール、マレーシア、南インドなどの地域で親しまれているパン料理(薄いパン生地のような食べ物)です。ロティ・プラタの主な材料は全粒粉(又は小麦粉)、ギー(バターオイルの1種)、水で、薄く丸く伸ばした生地を熱した鉄板の上で揚げて作られます。

ロティ・プラタの名前はヒンディー語で「ロティ=パン」で「プラタ=平たい」を意味しています。インドで食べられるパン料理には様々な種類があり、ロティもその1種となります。(日本では「ナン」がよく知られています)

ロティ・プラタには様々な食べ方があり、プレーンなままで食べる事もあれば、卵や玉ねぎ、チーズ、肉などの具材を入れて食べられることも一般的です。他にも、フィッシュカレーやチキンカレーなど、カレーソースをかけて食べたり、バナナやチョコレートなどの甘い食品と一緒に食べられることもあります。シンガポールでは、インド系レストランやホーカーセンター、コーヒーショップ、フードコートでよく見かけられます。