トゥトゥ・クエ(英:Tutu Kueh)はシンガポールで昔から愛される伝統的なローカルスイーツです。ただ、近年では販売をしているお店の数が減ってきているようなので、お店を見かけた時は食べておいた方がいいお菓子かもしれません。

トゥトゥ・クエってどんな料理?

トゥトゥ・クエは、米粉から作られた直径5センチ程の蒸しケーキに擦り下ろされたココナッツや細かく挽かれたピーナッツが詰められたお菓子です。

外側のふわふわとした食感と中に詰められている甘いココナッツの風味が特徴てきで、風味付けのためにパンダンの葉とよく一緒に提供されます。

トゥトゥ・クエは作り方も特徴的です。インターネットで作り方のビデオを見つけたので載せておきます。

トゥトゥ・クエの発祥地はわかっていない

トゥトゥ・クエの起源は明確になっておらず複数の誕生説があります。シンガポールを起源とした誕生説では、1930年代に中国の福建省から移民してきた中掛系の方が、Sung Kuehと呼ばれる中国のお菓子をもとに作ったと言われています。

他にもトゥトゥ・クエの「トゥトゥ」はマレーシアでよく食べられているプトゥ・パイリングの「プトゥ」から来ている説もあります。(プトゥ・パイリングも米粉で作られる似た様なスイーツです。)