カンポン・グラム(Kampong Glam)ってどんな場所?

カンポン・グラムとは?

カンポン・グラム(Kampong Glam)は、シンガポールの中心部にあるブギス地区に隣接するエスニック地区です。もともとはマレー系王族の居住区として発展し、現在ではマレー系・アラブ系文化を色濃く残すエリアとして知られています。モスクや伝統建築が並ぶ街並みに加え、カフェやブティックが立ち並ぶおしゃれな一面もあり、モダンで異国的な雰囲気を持つユニークな地域です。

また、カンポン・グラム内の道路に付けられている名前(ブッソラー通り、マスカット通り、カンダハール通り)は、イスラム信仰における地名にちなんで命名されています。

アクセス

最寄り駅は「Bugis駅(Down Town LineとEast West Line)」です。徒歩でのアクセスも良く、カンポン・グラムの中心エリアまで10分ほどで到着します。

カンポン・グラムの見どころ

カンポン・グラムの代表的な見どころは、スルタンモスク(Sultan Mosque)です。黄金のドームが目を引くこのモスクは、シンガポールを代表するイスラム建築の一つとして知られています。周辺にはアラブストリート(Arab Street)やハジレーン(Haji Lane)など、手工芸品やファッション、ウォールアートもあり、シンガポール内の写真ばえスポットとして人気を集めています。

その他にも、カンポン・グラムはシンガポールの重要建造物として知られるサルタン・モスク(Masjid Sultan)やイスタナ・カンポン・グラム(Istana Kampong Glam)が位置する歴史的にも重要な場所となっています。

カンポン・グラムでは何ができる?

カンポン・グラム地区には伝統的なマレー料理や中東料理を提供するレストランが並んでいます。ナシパダンやミーゴレン、中東風のケバブやフムスなど、シンガポールの中でも少し異なった料理が楽しめます。また、ハジレーン周辺には個性的な雑貨店やデザイン系のショップも多く、ローカルファッションやアートにも触れることができます。

カンポン・グラムの周辺のエリア

カンポン・グラムの周辺には、ブギスやリトルインディアなどの地区があります。ブギスではショッピングモールや若者向けのショップが集まり、リトルインディアではヒンドゥー文化やインド系のレストランが立ち並んでいます。文化の多様性を肌で感じられる移動ルートとして、一緒に回ってみるのもおススメです。