リトル・インディア(英:Little India)は、シンガポール国内で最もインド文化が濃く反映された地域で、カラフルな店舗や芳香漂うスパイス屋、インド料理店などが達並んでいます。また、リトル・インディアは、チャイナタウン(Chinatown)カンポン・グラム(Kampong Glam)と同様に、シンガポール国内のエスニック地区の一つとなっています。

シンガポールのリトル・インディアにはヒンドゥー教寺院、モスク、教会など、複数の宗教に関する建物があり、多様な宗教的風景を持つ地区としても知られています。その中でもSri Veeramakaliamman寺院(ヒンドゥー教)やSakya Muni Buddha Gaya寺院(仏教)は、シンガポールの有名なランドマークとしても知られています。

ムスタファセンター(Mustafa Centre)

リトル・インディアには「ムスタファセンター(Mustafa Centre)」と呼ばれる24時間営業の大型ショッピングモールがあります。ムスタファセンターでは電化製品、衣類、食品などの日用品に加えて、伝統的なインド衣料品、スパイス、その他インド系食品など、他のショッピングモールと異なった品揃えをしている事からリトル・インディアの観光スポットにもなっています。