海外留学エージェントについて

シンガポールを含め海外留学をする時に頼りになるのが留学エージェントです。ただ、留学経験者の中には「エージェントに頼まなくても自分でできる。」や「エージェントの費用が高すぎる」など、留学エージェントを使わない方が良いという考え方を持っている方もいます。本記事では、留学エージェントがどのようなサービスを提供してくれる企業なのか解説していきます。

留学エージェントとは?

留学エージェントとは、留学に関するアドバイスや手続代行、現地でのサポートを行ってくれる会社です。留学先国の決定〜帰国後の進路など、海外留学の様々な面でサポートをしてくれます。

安心した留学生活を送る為に活用したい留学エージェントですが、実際には自分でもできる手続きの代行などに費用が発生してしまうというデメリットもあります。

留学エージェントには3種類ある

留学エージェントは大きく分けて①日本国内と現地に拠点を持つエージェント、②日本国内にのみ拠点を持つエージェント、③現地にのみ拠点を持つエージェントの3種類に分かれています。

エージェント① エージェント② エージェント③
日本国内 拠点有り 拠点有り 拠点無し
現地 拠点有り 拠点無し 拠点有り

実際の留学サポートでは、これらの留学エージェントが単独もしくは連携して留学生のサポートを行っていきます。最近では殆どの留学エージェントがオンライン上でサービスを提供していて、問い合わせの段階から現地のエージェントに相談する留学生も沢山います。

留学エージェントの役割り

前項で解説した通り、留学エージェントは日本国内と現地(留学先国)にある拠点を使って留学生のサポートを行います。下記は日本国内の拠点と現地拠点それぞれが持つエージェントとしての機能をまとめました。

日本国内の拠点が持つ役割

留学エージェントが日本国内で提供するサポートは、主に留学参加前と参加後の留学生を対象としています。

  1. 学生の対応
  2. 留学情報の共有
  3. 英語力の強化
  4. 手続きや準備の代理

国内エージェントの強み

国内エージェントは複数国の留学に関する情報の提供をしてくれます。また、留学生が持つ不安に対して対面で相談に乗ってくれる国内エージェントは、1人で準備するのが不安な方や細かい手続きが苦手な方には頼れる味方となります。

国内エージェントの弱み

国内エージェントは複数国の情報が提供できる反面、現地に関する細かな情報では現地エージェントに劣ります。また、情報提供はしてくれますが、実際に現地で問題が起こった時にサポートができないのも国内エージェントの弱みです。

また、サポートの内容は海外初心者向けの内容が多いので、海外経験(海外旅行も含む)がある方にとっては不必要なコストとなってしまう場合も多いです。

現地の拠点が持つ役割

留学エージェントが留学の現地国で提供するサポートは、主に現地に滞在中の留学生を対象としています。

  1. 現地サポート
  2. 現地情報の提供

現地エージェントの強み

現地エージェントは実際に問題が発生する可能性がある「留学中」にサポートを提供してくれます。その為、サポート内容の緊急性や重要性では国内エージェントよりも高いと言えます。

また、現地エージェントは地元の情報を常に集めていますので、最新でかつ詳細な現地情報を提供してくれます。

現地エージェントの弱み

国内エージェントとは逆に、留学前の学生に対してはオンラインでの対応のみとなってしまいます。また、現地エージェントは語学学校に所属するカウンセラーとサポートの内容が被ってしまいがちなのも弱みと言えます。

留学エージェントの必要性について

留学エージェントの必要性に関しては賛否両論有り、留学エージェントを通して満足している方もいれば、自分でやれば良かったと結論付ける留学生もいます。

賛成側の意見には「専門家の話を聞いて決めたい」や「手続きで失敗したくない」等の不安払拭の理由で利用される意見が多くみられます。一方で反対派に多く見られるのが、自分で出来ることに高額を出す必要が無いというコスト面での意見となります。

賛成派
  • 専門家に相談したい
  • 留学前の英語レッスン
  • 手続きのやり方がわからない
反対派
  • コストが掛かる
Recommended Contents