イフタール(Iftar)ってどんな行事?

イフタール(Iftar)とは?

イフタール(Iftar)は、イスラム教徒がラマダン(イスラム暦の断食月)期間中、日の出から日没までの断食を終えた後、日の入りとともに取る最初の食事を指します。

イフタールは家庭内だけでなく、モスクやレストラン、ホテルでも行われます。単なる食事ではなく、宗教的な意味を持つ行為であるとともに、家族や友人、コミュニティと共に食事を囲む時間として大切にされています。

シンガポールのイフタール

シンガポールは多民族国家であり、ラマダン期間中は街の雰囲気も少し変わります。特にゲイラン・セライやカンポン・グラム周辺ではラマダンバザールが開かれ、多くの人でにぎわいます。

また、夕方になるとレストランでイフタール用のビュッフェを提供する店も増えます。予約が必要な場合もあります。ホテルではラマダン限定メニューが組まれることもあります。宗教行事でありながら、社会的なイベントとしての側面も持っています。

モスクでは無料の食事が配られることもあります。イフタールは慈善と結びつく側面もあります。地域の支え合いの文化が表れる時間でもあります。また、職場や学校でもラマダンへの理解が進んでいて、断食を行う人への配慮(オフィス内で匂いの強い食事を避けるなど)が見られる場面もあります。

なお、シンガポールのイフタールには、ビリヤニサテーレンダンなど、ローカル色のある料理が並ぶことも少なくありません。

イフタールの内容

断食を終える時間は日没に合わせて決まっており、モスクからのアザーン(礼拝の呼びかけ)や公式の祈祷時間を目安にします。日没の時間になると、まずは水やナツメヤシ(デーツ)で断食を解き、その後に本格的な食事を取るのが一般的です。

おすすめの記事